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地区面積:11,436.4ha 賦課面積:10,253.5ha 組合員:870名

土地改良事業とは?

1.農業用用排水施設、農業用道路その他農用地の保全又は利用上必要な施設の新設、管理、廃止又は変更
2.区画整理
3.農用地の造成
4.埋立て又は干拓
5.農用地又は土地改良施設の災害復旧
6.農用地に関する権利並びにその農用地の利用上必要な土地に関する権利、農業用施設に関する権利及び水の使用に関する権利の交換分合
7.その他農用地の改良又は保全のため必要な事業
 
土地改良法第二条(定義)より

区画整理事業

【区画整理前】30aの水田の様子 
before
【区画整理後】2haの水田の様子 
after
第一期ほ場整備が施工されたのは昭和40年代当初で、国が示す用排水路を分離した三反区画(30a)を基準として、人力・農耕馬主体の農業から機械化農業へと進展した。平成に入り大型機械の進歩に伴い30a区画水田では機械効率が悪く、耕作面積の拡大に対応した水田区画が求められ大区画ほ場整備がスタート、平成16年までに道営ほ場整備を主として1ha水田の区画整理を行った。
それから約10年が経過し、主力農家の世代交代が始まり組合員数が減少する昨今、組合員一人当たりの耕作面積が増え「農業経営のコスト削減」への一手として更なる農地整備が最盛期となっています。整備後の区画は平均2haとなり用排水路は暗渠化を進めています。灌漑施設(用排水路)の見直しや改善などが効果を発揮し、農地整備により作業効率を向上させ、労働時間を短縮することにより施設野菜など高収益作物の栽培が可能になり農地集約型と労働集約型の複合経営をすることで儲かる農家が増加している。
 

水利施設維持管理

地域全体にはりめぐらされ、農地に水を送る水路。それはまるで、人体のすみずみに栄養をいきわたらせる毛細血管のようです。水田稲作を安定かつ効率的に行うには灌漑(かんがい)は必要不可欠です。取水施設から用水路を経て水田に至るまで適正な水管理を行い水利施設を維持する仕事、それを担っているのが土地改良区です。水田まで水を届けるために5月から8月末にかけて、用水路の水量の調整をしています。それと同時に水利施設を少しでも長く使えるように点検や補修を行って管理しています。
おいしいお米作りに欠かせない、大切な役割を果たしています。

少人数できめ細かい維持管理

水路の水位や現地の画像の情報を事務所の大型モニターに集約しています。大型モニターで全職員がリアルタイムに情報を共有することで現場の変化に迅速に対応しています。この情報は携帯やタブレット端末で閲覧することができ、緊急時にはメールで警告通知がされる仕組みになっています。これにより少人数できめ細かい維持管理を行っています。
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