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地区面積:11,436.4ha 賦課面積:10,253.5ha 組合員:870名

taisetsuLID diary

【diary】2019年度JICA在外補完研修の報告

2020-01-24
①大雪土地改良区職員によるセミナーの様子
②灌漑事務所・水利組合(農家の方々)との意見交換会
③河川から幹線へポンプアップ
④取水口より低い幹線(田んぼにもポンプアップ取水)
⑤カンボジアのお米
⑥JICA草の根支援の時に携わっていた農家の方々と意見交換会
⑦乾期の影響で全く水がない幹線
⑧JICA草の根支援の時に協力していた灌漑学校への視察
本日も大雪土地改良区ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
先週に引き続き、JICA在外補完研修について載せていきたいと思います。
2020年1月12日~2020年1月22日までの約10日間の研修を終え、無事に日本に帰ってくることができました。
カンボジアは、内戦の影響で平均年齢(25歳)がとても若く、都市プノンペンでは中国などの支援で急速に発展し人口が集中している印象でした。一方農村地域では、農家の担い手不足・農家所得の低迷・気候による水不足など数々の問題を抱えていました。要因としては、農家の儲けようとする意欲がないからではないかと感じました。もちろん農家の意識レベルで変えられない部分もありますが、日本との大きな差はそこではないかと感じました。
ラオスは、JICA草の根プロジェクト(約3年前に事業完了)からその後どうなっているか視察を行いました。灌漑学校では、以前使っていた測量器具を未だに大切に使用しており、改良区職員から学んだ測量技術を生徒たちに教えているとのことでした。(週に5時間のカリキュラム)一方、ひどい乾期の影響で水がなく管理組合がうまく動いていない現状もありました。
今後、両国ともにJICA研修を通じてさらなるレベルアップを果たしてほしいです。
簡単な報告ではありましたが、JICA北海道(札幌)・理事会に改めて報告する予定です。今後ともJICA事業の皆様のご理解ご協力を宜しくお願い致します!
【写真説明】
①~⑤…カンボジア、⑥~⑧…ラオス
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